rain ground

サッカー経験はないが、サッカー好きな数名が、あの手この手でメンバー集めに奔走。 どこでどう繋がったのか、介護、医療、公務員、建築、ITなど職種もさまざま、年齢も20代から40代と広範囲をカバーするに至った。 あの手この手は人材だけに留まらず、ある地主さんからグラウンドまで借用するという、草サッカー界では考えられないホームグラウンドを持つ草サッカーチー ムが誕生した。

それにしても、よほどの暇人か私生活からの逃避か、週末には日の出とともに、草むしりに石拾いとグラウンド整備に精を出し、日が落ちるまで球を蹴る。まるで高校生の部活動のごとく、むちゃなオジサン達の挑戦が始まったのであった。

それから、2年。 市民大会をはじめ、さまざまな大会に参加して名を残していた Grossa ではあったが、世の中の景気と年齢の波は、容赦なくチームを蝕んでいった。家庭サービスに奔走する者、体力の限界を感じ去る者、転勤のため去る者と、一時 期20名を超えていたメンバーも11名ぎりぎりでの活動を余儀なくされていくのであった。